更年期の治療方法

更年期の原因には、閉経にともなう女性ホルモンの分泌が低下してしまうことだけでなく、職場や家庭内での環境や、個人の性格など、さまざまな要因が関連しています。

更年期にあらわれる不調には、のぼせ、発汗、冷え、肩こりなどの身体症状から、不眠、めまい、抑うつなどの精神症状までさまざまです。

更年期の治療方法には、食生活や運動などの生活習慣の改善や民間療法から、病院で診察してもらうなどいろいろな方法があります。

更年期障害でつかう治療方法は

ホルモン補充療法(HRT)

ホルモン補充療法とは、Hormone Replacement Therapy:HRTとも呼びます。

年齢により低下した女性ホルモンを補う方法で、のぼせ、発汗、冷えなどの血管運動神経症状が強い場合に選択されることが多い方法です。

漢方薬

更年期のさまざまな症状に、漢方薬が使われることもあります。

漢方薬は、乳がんや子宮がんの既往がある場合や副作用が気になるなど、HRTを受けられない場合に、ファーストチョイスとなります。また、身体症状と精神症状など症状が多い場合にも、漢方薬の方が治療に向いていることもあります。

抗不安薬・抗うつ薬

精神症状が強い場合や、不眠などがある場合には、抗不安薬や抗うつ薬の服用をしたり、カウンセリングなどの心理療法をおこないます。

セルフケア

食事療法・運動療法

更年期の症状が軽くてもひどくても、日々の食事や適度な運動をすることがもっとも大切です。

オメガ3系脂肪酸を含む、魚中心の和食にしたり、大豆製品を積極的にとる、野菜を中心にバランスの良い食事をすることが大切です。

また、適度な有酸素運動は、体力を維持するだけではなく、心のリフレッシュや記憶力の向上などにも効果的です。また、更年期以降は、コレステロールや中性脂肪が増えやすくなってしまったり、骨粗しょう症のリスクが上がるので、運動の習慣を身につけましょう。

民間療法

ハーブやエッセンシャルオイルの中にも、更年期の症状を緩和する成分のものや、気分をリフレッシュする作用のあるものがあります。

更年期には冷えやむくみの症状もでやすくなります。エッセンシャルオイルを使ってマッサージをしたり、バスタイムに入浴剤を使うこともおすすめです。

コーヒーや紅茶などカフェインを含むものは、交感神経を刺激するので、ハーブティーでリフレッシュすることも効果的です。

サプリメント

更年期の症状が発症する前や、まだひどくない場合には、サプリメントを利用してからだをケアすることも効果的です。

栄養成分に気をつけて食事をとっていても、毎日継続して必要な摂取量を維持することが難しい場合もありますね。栄養素を満たそうとして、毎日頑張りすぎて、躍起になってしまっても、更年期時期には逆効果の場合もあります。

更年期の症状を改善したり、更年期に備えてからだをケアしていくためには、毎日の継続が大切です。サプリメントを利用して、無理なく必要な栄養素を毎日摂ることは、更年期のからだにも負担をかけずにできるのでおすすめです。

おすすめの記事